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松島紅葉ライトアップ
松島紅葉ライトアップを見に行きました。

ライトアップのメインである「円通院」に着いたのは午後6時過ぎ。
門の前にはずらりと行列が出来ていました。こんなに混むのだったら中に入ってもすごそうだなぁ、と思いましたが他に時間をつぶす場所も無いのでとにかく並んで中へ入りました。

門を入ると左手に石庭が広がり、その背後に赤く染まった紅葉のライトアップが見えました。
松島紅葉ライトアップ 円通院

中にさらに進むと、散り紅葉に埋まるようにして丸いボンボリのような照明が置かれていました。確かここは夏は緑の苔がまぶしかった場所。四季があるって同じ場所でもいろんな風景を楽しめていいなぁ、としみじみ。
松島紅葉ライトアップ 円通院

階段を上り、さらに進むとどこかから笛の音がしました。平安貴族のような格好をした男性が紅葉の奥で笛を奏でていました。
松島

そして最後の見所。「池」です。ここでは池に映り込む「逆さ紅葉」を鑑賞できるのがポイント。
真っ暗な池の中に、上下逆さまで紅葉の木々が伸びている様は、どこまでも深く広がる別の世界に吸い込まれるような気分になって見飽きません。この不思議な感覚は、デジカメには到底収められませんでした。

松島

松島
松島紅葉ライトアップは11月30日(日)まで。おすすめです。

松島紅葉ライトアップ(PDF)
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AURA cafeから眺める広瀬川
西公園、中の瀬橋、東北大学付属図書館のルートをサイクリングしたのち、米ヶ袋のAURA cafeへ行きました。

こちらAURA cafeは今年の7月にオープンしたばかりとのこと。Cafe Mozart Atelier のすぐ近くにあって、同じく広瀬川を臨めるカフェです。

店内は広々としていて、バリの家具がゆったりと配置されており、ライティングといい、家具の質感といい、色のトーンといい、自然とくつろいでしまう空気が漂っていました。

大きな窓からは川や山々の自然が目に飛び込んできます。
AURA cafe

私たちは窓に向って配置されたソファ席につきました。
コーヒー、紅茶ともに産地、ブランドにこだわったものが揃っていて、種類が豊富にあるので「次に来たときはこれを試してみよう!」という気になります。

いただいたのはシフォンケーキとcream orangeというルイボスティーのフレーバーティー。

AURA cafe  cream orangeのお茶

自然の風景を眺めながら、心がほっとする時間を過ごすことができるカフェでした。

AURA cafe
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仙台の紅葉めぐり: 西公園 → 中の瀬橋 → 東北大学図書館ルート
先日の連休中に仙台市内をサイクリングしました。

今年はすでに鳴子温泉や平泉、山寺などで十分に紅葉を味わっていたので、仙台市内の紅葉については正直そんなに気にしていませんでした。

でも、自転車を走らせて、いつも通らない道を走ったらきれいな風景が広がっていてびっくり。仙台市内も、結構すごいです。

まずは西公園。頭上も地面も銀杏の黄色でいっぱいでした。
仙台 西公園の秋の銀杏並木

点在する紅葉の赤と、銀杏の黄色のコントラストがきれいでした。
仙台 西公園の紅葉

広瀬川にかかる中の瀬橋から西公園を眺めたら、川面に紅葉の赤とむき出しの白い岩肌が映って吸い込まれるような風景が広がっていました。
仙台 中の瀬橋から見た西公園の紅葉

さらに自転車を県立美術館方面へ向かって走らせると、仙台二高の門にキラキラ光る紅葉が。
仙台二高の紅葉

次に東北大川内キャンパスへ。
大学の敷地内には黄色や赤の色とりどりの木々があって、ここの学生さんがちょっとうらやましくなりました。東京都心部のコンパクトなキャンパスで大学生活を送った私には、こういう緑いっぱいで広々した大学は永遠のあこがれです。
仙台 東北大学図書館前の紅葉

このサイクリングの本来の目的は東北大学付属図書館へ行くこと。

こちらは何と、在校生や卒業生でもなくても当日いきなり行って図書の閲覧ができてしまうのです。事前に利用者登録をすれば、貸出しも可能とのこと。しかも無料。太っ腹です。国立大学ってどこもそうなんでしょうか?私の母校では卒業生でも年会費を納めないと利用できなかったので東北大図書館のありがたい体制に感心してしまいました。

図書館から出ると、すでに日も暮れかかっていました。
のどが渇いたので、さらに自転車を走らせて米ヶ袋のAURA cafeへ行くことにしました。
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元気になる無農薬野菜
食べ歩きのブログを書いている私ですが、ここ1年間ほどは外食よりも自炊にシフトしています。

以前に都内で働いていた頃は、ランチは連日代官山や恵比寿でフレンチやイタリアン、チャイニーズを食べ歩き、夜はオフィスでPCに向いながらコンビニ弁当、あるいはお菓子をボリボリ、週末もほとんど外食、というめちゃくちゃな食生活を送っておりました。が、その不摂生がたたったのか、ちょこっと体調を崩してしまい、以後、悔い改めまともな食生活に戻した、という経緯があります。

最近はマクロビの勉強も始め、週の半分くらいは玄米中心の菜食を心がけています。
幸い、仙台へ引っ越して来てからは地場の新鮮で味がギュッと詰まった野菜が手に入るので、あえて「おいしい食材を手に入れないと!」と気合をいれずともよかったのですが、マクロビでは野菜を皮ごと調理することが多いので、農薬をたくさん使っているものではなく、有機の野菜をとりいれないと、と思っていました。

が、問題はお値段。普通の野菜の数倍はするので毎日の食生活に取り入れるのには勇気がいります。そんな時にたまたまネットでみつけたのが「TAROやおや」さんという「無農薬」野菜の宅配サービス。

宅配料金を含め、その日に収穫したという完全無農薬の仙台市近郊で採れた野菜のセットが1000円ちょっとという価格が魅力的なので早速頼んでみました。

そして届いた内容がこちら。
TAROやおや 無農薬野菜の宅配
大根、小松菜、ホウレンソウ、じゃがいも、ニンジン、それにおまけの蜜柑が入っていました。

こんなに元気な野菜、初めて見ました。
特に大根がすごいです。葉っぱが勢いよくぱーっと広がっていて、パワーにあふれていました。思わず、生のままかじってしまいました。
大根の葉っぱ、生まれて初めて生のまま食べました。葉っぱも大根の辛みがあるんですねぇ。
そして皮も厚めにむいて生のまま食べてみました。
なんとも、おいしかったです。まさに、「むしゃむしゃ」と食べられてしまう野菜でした。

たかだか大根一本に感動する私に、田園地帯で育った夫は不思議そうな顔をしていましたが、あまりに元気な大根を前にして、私自身もすごく元気になりました。

マクロビや、以前勉強していた薬膳では「食べたものが、その人をつくる」と言って「身土不二(しんどふじ)」でその土地でとれるものを食べるのがよい、とされているのですが、まさにこの野菜セットでその言葉の持つ意味を実感できました。

TAROやおや
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岩手・平泉紅葉紀行 その2:手越寺へ
<<岩手・平泉紅葉紀行 その1:中尊寺へ

中尊寺から市内ループバスで平泉駅へ行き、そこから毛越寺へ歩きました。

お寺の門をくぐり、まずはじめに本堂へ。平成元年に建立されたこのお堂の中にも薬師様が居ました。この日は月に何度かの本堂公開日だったようで、本堂内の畳に座って拝むことができました。そんな中、住職さんがおっしゃっていた言葉が印象的でした。
それは「人間の記憶なんて大したことはないのですけれど、『ここの場所へきて綺麗だったな』ということだけでも覚えていてください」
「まずは今日、この場所へ来られたことを感謝してお参りしてください」
というものでした。後者の言葉は、まさに私が神社仏閣にお参りする度に思っていたことだったので、心にぐっと来ました。

本堂を後にし、友人と浄土庭園を散歩しました。
広々とした空間に広がるやさしい空気、光。黄色や赤の葉が太陽の光を反射してキラキラと揺れていました。どこまでも静かで、やわらかい時間が流れていました。
平泉 毛越寺の紅葉

平泉 毛越寺の紅葉

平安時代の唯一の遺構である遣水にも紅葉が映っていました。
平泉 毛越寺の遣水

毛越寺を後にし、路線バスに乗り込み次は厳美渓へ向かいました。

当初は毛越寺からバスで厳美渓へ行けるとは知らず、いったん平泉駅 → 一関駅 → バスで厳美渓、というルートを想定していたのですが、現地で直接行けるルートを知りバスに乗ることにしたのです。本数は少ないですが、所要時間も20分程度でこうしてひと筆書きのように移動ができるのは便利です。

厳美渓にたどり着いたのはすでに日も暮れかかったころ。
厳美渓 紅葉

友人のリクエストの「かっ公だんご」が一番の目的でした。
厳美渓 かっ公だんご
このお団子屋さん、何が面白いかというと、あえて岸の対岸にある店舗から、渓流を隔ててこちら岸にロープを張り、そのロープ伝いに籠に乗せて代金を乗せ、お団子をやりとりする、というところです。注文者は籠に代金を入れ、トンカチのようなもので木板をトントン、と叩きお店に合図をします。すると店側がロープで籠を引きよせ、その数十秒から数分後に籠に団子とお茶を乗せて戻してくる、という仕組みです。

「かっ公」つまり「滑降」するお団子です。

ロープの長さは数十メートル、高低差も数十メートルはあるかと思われ、かなりの勢いで籠がするすると降りてくるのにもかかわらず、籠に入ったお茶が全くこぼれていないというのも驚きです。
厳美渓 かっ公だんご

お団子は3本で400円。みたらし、黒ゴマ、あんこの3種類です。どれも適度に柔らかく、餡も適度な甘さで、ロープ伝いに買う、というアトラクション抜きでも食べたくなる味でした。
厳美渓 かっ公だんご

最後に渓谷の紅葉を眺め、一関駅行きのバスに乗り込みました。
厳美渓の紅葉

一関駅からは1時間に1本仙台への直行バスが出ていて、1時間15分ほどで仙台市中心部まで運んでくれます。この日は早起きだったのでバスの中で友人とふたり、ひたすら眠ってしまいました。

仙台 → 中尊寺 → 毛越寺 → 厳美渓 → 一関 → 仙台の「バスひと筆書き」の日帰り旅行でした。

毛越寺
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岩手・平泉紅葉紀行 その1:中尊寺へ
11月上旬のとある週末、東京から遊びに来た大学時代の友人と、岩手・平泉に紅葉狩りに行きました。

この日はバスをフルに利用した日帰り旅行です。

目的地その1:平泉・中尊寺へ
朝9時頃に仙台駅を出発するミヤコーバスに乗り込み、いざ平泉へ。
7月から11月の季節限定で、仙台駅から平泉・中尊寺までの直通バスが出ているのです。
快適なバス旅行、のはずが、何故か暖房が入れられておらず、二人して「寒い、寒い」と凍えながらのバス旅行となりました。

1時間半ほどで中尊寺へ到着。仙台よりもだいぶ寒いです。
ひんやりとした空気を吸いながら、坂道を上ってお寺の境内へ。

黄色や赤の葉が太陽の光にあたり輝いています。前週に行った鳴子峡も綺麗でしたが、人間の手が加わった紅葉もまたしっとりとした味わいがあって素敵です。
平泉 中尊寺の紅葉

この日は強風注意報か何かが出ていたらしく、しきりと場内で「本日は強風のため、折れた枝が飛んでくる恐れがあります。ご注意下さい」と呼びかけをしていました。しかし、実際に枝が飛んで来てもよけられない気が...。そんな時はどうすればよいのでしょう??

疑問を感じつつ、境内を進むと「松寿庵」という茶室が目に入りました。松下幸之助氏が寄贈した茶室だそうです。最近茶道を初めたばかりの友人が興味を示したので中に入ってお茶をいただくことにしました。
平泉 中尊寺 松寿庵

中に入ると、左手に畳の茶室、右手は立礼席になっていて、土足のまま椅子に掛けてお抹茶とお菓子を頂くことができました。うれしいことに、中には石油ストーブがあり、冷え切っていた私たちはそこからしばらく動けずにいました。

もっと暖まっていたい、という誘惑を断ち切り、「讃衡蔵(さんこうぞう)」へ。
ここは奥州藤原氏ゆかりの国宝・重文が多数収蔵しているいわゆる宝物館です。ここで初めて「薬師様」の意味を知りました。その名の通り、薬壺を手に持っているからなのですねぇ...。この「薬師様」を平泉にいる間中、その後も何度も見ることになりました。もう一つ、印象にのこったのは青地に金の文字だけで描かれた五重塔の図。屋根、床、柱、全てがお経の文字になっていて、よくぞここまで配置できた!とひたすら感心しました。

そして、ついに中尊寺観光のメインである国宝「金色堂」へ。
思っていたより小さい!実物大の人間が入るような大きさではなくて、あくまで「見るため」のサイズでした。私は6年ほど前にも1度見たことがあったのですが、その時の記憶よりも小さく感じました。人間の記憶なんていい加減なものなのかも。

平泉 中尊寺の紅葉

お昼を境内の食堂であったかい山菜うどんをいただき、市内ループバスに乗って平泉駅へ。次なる目的地は毛越寺です。
平泉 中尊寺で昼寝をする猫
↑中尊寺の食堂前でぬくぬくと昼寝をするネコ。あったかそうおてんき

その2:毛越寺へ続く>>

平泉中尊寺号(平泉⇔仙台)
中尊寺
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こけしストラップ
この間の鳴子温泉旅行で買った唯一の記念品がこの「こけしストラップ」。
鳴子温泉 こけしストラップ

鳴子温泉はこけしの制作が盛んなところで、町にはこけし屋さん、こけしモチーフのモノが溢れています。たとえば、看板にこけしがついていたり、電話ボックスの屋根の上にこけしの頭が付いていたり...。「こけし館」なんていうのもありました。
鳴子温泉 こけし

でも正直、今までこけしをかわいいと思った事はなく、お土産にもらって一番困るモノなのでは...と思っていました。
鳴子温泉 温泉神社のこけし

でもこのコはかわいいハート
親指の先くらいの大きさで、ちっちゃくまとまっているのがいいです。
早速デジカメにつけてます。
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sendai bubbles
「ニュータイプの観光案内サイト」というふれこみの"sendai bubbles"というウェブサイト。「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」の一環として運営されている「新感覚の動画口コミ情報サイト」だそう。

sendai bubbles
プクプク浮いているシャボン玉のようなサムネイルをクリックすると、仙台人達が動画で仙台のおすすめスポットについて語る、というもの。
知らないお店の情報もあったりして、仙台在住者にとっても新たな発見があります。

実際に仙台に住んでいる人が語る、という試みは面白いけど、単に「私のおすすめは○○です」と言って終わり。そのスポットに関するリンクや情報は無いので、ちょっと消化不良な感じがしました。
ついでに情報とか地図とのリンクがあったり、ユーザー側から新たに情報を追加できたりしたらほんとの「口コミ情報サイト」になるのではないかなぁ、と思いました。
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鳴子温泉で紅葉&温泉三昧
文化の日の連休最終日に、1泊2日で鳴子温泉へ紅葉狩りへ行ってきました。

車で自宅から向かった方が楽なはず、と思いつつも、この時期は渋滞がひどいと聞いていたので、東京から来た母と妹と仙台駅で合流し、
仙台駅(新幹線)→古川駅(陸羽東線乗り換え)→ 鳴子温泉駅 
という行程で向かうことにしました。何も考えずに新幹線の指定席を取ったら仙台から鳴子温泉まで片道3,550円!結構高いです。(後で調べたら自由席だと2,290円だったそう。ちょっと勿体なかった!)

朝9時頃に仙台駅を出発する新幹線に乗れば10時過ぎには鳴子温泉に到着します。

古川駅からの陸羽東線は既に人がいっぱいでした。鳴子温泉までおよそ50分。電車はたったの2両編成で、空いていれば旅情溢れる「ローカル列車の旅」、になるのかも知れませんが、それなりに長い道のりを朝のラッシュ並みに混んだ車内で過ごすのはちょっと大変です。

鳴子温泉駅に着き、電車のドアが開いたとたんに温泉温泉の香りがぷーん、としてきました。
しかし、駅に着くなり雨あめが...。天気予報では曇りか晴れだったのに!

まずは荷物を置きに旅館へ歩いて行き、そこからタクシーで観光へ向かいました。
運転手さん曰く「昨日まではタクシーも予約で一杯でなかなかつかまらなかったんですよ」とのこと。実はホテルでタクシーを呼んで頂く際も「この時間、ちょっと難しいかも知れません」と言われていたので、私たちはラッキーでした。それほどまでに鳴子は連休中混むということなのでしょう。

最初に訪れたのはクレー射撃の練習場。ちょうど射撃の練習をしている人たちがいたので、すごい音が山にこだましていました。とはいえ、目的は射撃を見ることではなく、射撃場正面の山に白い岩と紅葉のコントラストを見るためでした。
鳴子温泉の紅葉 クレー射撃場

次に訪れたのはクレー射撃場からすぐの「潟沼」というカルデラ湖。運転手さん曰く「私たちが子供の頃はこの辺は酸性が強すぎて木がなんにも生えてなかった」とのこと。今ではそれなりに木や草が生えていますが、今でもあちこちで煙がもくもくと上がっていて、荒涼としていました。
鳴子温泉の紅葉 潟沼

3番目の目的地は「鳴子ダム」。運転手さんが「これからお客様を特等席にご案内します!」と意味ありげに言うので「いったい何のことだろう?」と思っていたら、タクシーは観光客の多くが写真を撮っているダム脇の道ではなく、急な坂を上がって「鳴子ダム管理所」に入っていくではありませんか。「ここって一般客も入ってよいの?」とちょっと不安になりましたが、しっかり「展望テラスはこちら」という案内があったので一般にも開放しているようです。
鳴子ダム 紅葉

展望テラスにはベンチや無料の双眼鏡(普通の観光地だとコインを入れないとのぞけないようなあれ、です)が備え付けてあって、より高い位置からダムを望めるのでまさに「特等席」です。双眼鏡で紅葉の木々をのぞくと、どこか現実離れをした「作られた」世界を見せられているような気分になりました。この頃までには雨も上がり、ちょうど晴れ間が見えてきて紅葉もより綺麗に見えました。

最後に今回の一番の目的地である鳴子峡へ。しかし、ここでまた雨が。運転手さん曰く、鳴子は山なのでこうして天気がコロコロと変わりやすいとのこと。それにしても、しとしと降る雨ではなくて結構な土砂降りです。
鳴子峡 紅葉

タクシーを降り、鳴子峡レストハウスでキノコ汁や岩魚の塩焼きを食べ、雨が弱まるのをしばらく待ちました。川魚ってあまり好きでは無いのですが、ここの岩魚はさわやかな香りがして、脂っこさもなくてすごく美味しかったです。でも生きたままのをそのまま串に刺して炭火であぶっているのがちょっとグロテスクでした。
鳴子峡の岩魚

鳴子峡の眺めはまさに圧巻です。視界の全てがもみじもみじもみじ紅葉、紅葉、紅葉!でした。ただ、雨のため景色がぼやけていたので、もっとカラっと晴れた紅葉風景も見てみたかったです。
鳴子峡 紅葉

鳴子峡の周辺には2つの遊歩道があり、「鳴子峡遊歩道」は渓谷を眺められるようですが階段の上り下りが結構あるということだったので、還暦過ぎの母連れの私たちは、眺めはそれほどでもないけれど起伏があまりない「新遊歩道」を歩きました。
鳴子峡 新遊歩道の紅葉

こちらの遊歩道はもともと古い国道だったところを遊歩道にしたそうで、道幅も広く、起伏も殆ど無いので歩きやすいです。渓谷美こそ臨めないものの、黄色く色づいた木々に覆われ「森林浴」が出来てのんびり歩けました。雨は降ったり止んだりですが、時折晴れ間が見えたときに、濡れた葉っぱに太陽が当たってキラキラと反射して、それがまた綺麗でした。
鳴子峡 新遊歩道の紅葉

1時間ほどの散歩を終え、タクシーを拾って鳴子温泉街へ。

鳴子温泉 深瀬の栗団子

「深瀬」で栗団子を食べ、「手湯」で手からじんわりあったまって、旅館へ戻りました。
鳴子温泉の手湯

この日の宿は「湯の宿【吟の庄】」です。大きなお風呂がある「鳴子温泉ホテル」とどちらにするか迷ったのですが、団体さんが多そうなのと、バイキングの夕食はちょっと落ち着かないので、客室が24室とこじんまりとしていて落ち着けそうな「吟の庄」さんに決めました。

お風呂は内風呂と露天が男女一つずつ。露天は硫黄泉で時間によって色が変わるそうで、私たちが入ったときは淡い白でした。

こちらのお宿は隣の「ねまりこの宿 ますや」という旅館のお湯と、共同浴場の「滝の湯」にも無料で入れるのがポイントです。浴衣を着て、下駄を履いてちょこっと湯巡りをしました。既に風が冷たく、浴衣の間から風がひゅーっと通り抜けて凍えました。

「ますや」のお風呂は「吟の庄」より広く、紅葉する山を眺められる展望風呂や露天風呂もあって開放感がありました。「滝の湯」は昔ながらの共同浴場そのものでシャワーもなく、いきなりあつーいお湯が溢れる湯船がどしりと構えていました。お湯がとにかく熱いのと、源泉そのものなので刺激があってぴりぴりとしました。

そしてこの「吟の庄」のもう一つのポイントは、お部屋にお茶菓子やお茶の他にも「お酒」と「おつまみ」があることです。お風呂の前後や寝る前にちょこっと一口がうれしかったです。
鳴子温泉 吟の庄 お部屋のお酒

夕食はお食事処で。寒い山間の土地だからなのか、全体にちょっとしょっぱめな味付けでしたが、量も多すぎず、少なすぎず、美味しかったです。
鳴子温泉 吟の庄 夕食

翌朝は前日とは打って変わって快晴で、山の稜線もくっきり見えました。
「ねまりこの宿」で露天風呂に入ったら、すかっと晴れた青空に色づいた山々が見えてほんとにきれいでした。こんな天気の中で鳴子峡も見たかったなぁ...。
鳴子温泉 快晴の紅葉

そしてチェックアウト。最後にうれしいサプライズがありました。前日遊歩道を歩いてドロで汚れていた靴が、ぴかぴかになって出されたことです。とってもさりげないことだけど、ちょっと感動しました。ハードにインパクトがある、とかでは無いけれど、なかなかよい宿でした。

快晴に後ろ髪を引かれつつ、帰りはバスで仙台に戻りました。道も空いていて、1時間20分ほどで電力ビルまで到着してしまいました。料金も1,200円と安く(新幹線指定の3分の1!)、乗り換えも無いから楽でした。

そして仙台に戻ってから、自分が全身温泉くさいのに気づいて、鳴子温泉のパワーを感じたのでした。こんなに近いのだし、また行ってみたいです。
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レストランカノウ:三陸産海の幸と美味しい野菜☆
レストランカノウに半年ぶりに行ってきました。

今回は女友達とのディナーです。仙台出身の彼女は、現在は海外に住んでいるのですが、1、2ヶ月おきには仙台に戻ってくるので、こうして毎回ディナーを楽しんでいます。住んでいる場所は離れているけれど、会っている頻度はかなり高い友人の一人です。

「お席だけの予約は出来ません」とのことだったのでこの日は一番お手頃な3,990円のディナーをお願いしておきました。アミューズ、前菜、メイン(お肉かお魚)、パン、デザート、コーヒーがつくので、よほど大食いな人でない限り量は十分です。

アミューズは金華サバのマリネでした。以前から市場などで「金華サバ」という言葉をよく聞いていたのですごく気になっていた食材でした。食べて見ると、サバなのにクセが全くなくてすごく食べやすくてびっくりしました。

前菜はシーフード系、肉系から数種類から選べ、私はホタテ貝とズワイガニのテリーヌを、友人は海の幸のサラダを頼みました。海の幸のサラダには今が旬の殻つき生牡蠣がついていて、牡蠣好きの私はちょっぴりうらやましかったです。私が頼んだテリーヌも美味しかったのですが、むしろ付け合わせの野菜の味がしっかりとあって、野菜そのものにパワーがあって驚きました。

レストランカノウ テリーヌ

メインは肉、もしくは魚のいずれか。友人はお肉料理の「カテキンポークのソテー」を、私は「手長エビと鯛」を選びました。こちらも野菜たっぷりでうれしいです。
レストランカノウ お魚料理

最後のデザートは、「おいしいものを少しずつ」という女性好みの組み合わせ。盛りつけもかわいくて、幸せな気分になれました。
レストランカノウ デザート

二人して満足できる内容&お値段でした。

レストランカノウ
仙台市青葉区中央2丁目6−6
多楽茶屋ビル(ツルハドラック)B1
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