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登米「みやぎの明治村」 時空を超える旅
登米市登米町にある「みやぎの明治村」と呼ばれる地区へ行ってみました。

明治時代に建てられた洋風建造物や小学校、それに藩政時代の武家屋敷などが残るエリアです。

「仙台から離れた場所にどうしてこんな街並みが?」と疑問に思っていたのですが、登米は藩政時代には登米伊達家の本拠地として、また北上川を中心とした水運で栄えた町だったそうです。廃藩置県後に置かれた「旧・水沢県」の県庁が置かれたことからも当時は繁栄した町だったことがうかがえます。

まず訪れたのは警察資料館。明治22年落成の白い木造のかわいい建物です。
登米 警察署

明治時代の建物ではありませんが、周辺の建物もちょっと懐かしい昭和の空気を漂わせるものでした。
登米の街並み

次に訪れたのは武家屋敷「春蘭亭」。中でお茶をいただくことができます。
登米 武家屋敷

軒下には柿が干されていました。仙台へ引っ越して来るまで「干し柿を自分で作る」なんて発想は全く持っていなかったのですが、宮城ではこうして自家製干し柿を作ることは珍しいことでは無いようです。季節感が溢れる光景で、豊かな時の流れを感じます。
登米 武家屋敷 干し柿

最後に訪れたのが「教育資料館」。1888年に建てられた旧・登米高等尋常小学校の木造校舎です。なんとこちらの校舎、1973年まで現役の小学校校舎として使われていたそうです。
登米 教育資料館 木造の小学校
設計者は山添喜三郎という人で、警察署も彼による設計です。館内に展示されていた資料によると、山添氏は非常に要求基準の高い人で、納入業者の中には彼の要求に応えるためのコストがかさんでついには倒産してしまった者も多かったとか。また、常に細かいところまで完璧さを求めるあまり現場との衝突も多く敵も多かったとのこと。でもそのお陰で120年たった今でもこの校舎の柱は寸分も狂うことなく建ち続けているのだとか。

妥協しない仕事をするって、時には自分が悪者に徹しないといけないし、相当に強い意志が必要だな、としみじみ思いました。私も以前は規模は小さいけれどプロジェクトマネジメントの仕事をしていたので、いまさらだけれどそういう姿勢をちょっとだけ見習いたくなりました。

コの字型の木造校舎は2階建で、各部屋に資料や、当時の道具が置かれ往時が再現されていました。

畳敷きの「裁縫室」にはやさしい午後の光が注いでいました。
登米高等尋常小学校校舎 教育資料館

校長室に貼られていた歴代校長先生のポートレート。既にこの世を去った方が多いのが、この校舎が経てきた歴史、そして人生のはかなさを感じます。
登米高等尋常小学校校舎 教育資料館

教室の少しゆがんだガラス窓は、創立当初からのもの。
登米高等尋常小学校校舎 教育資料館

当時の教室を再現したシーン
登米高等尋常小学校校舎 教育資料館

こんな校舎で勉強したら暖色系の「思い出」がたくさんできそうです。
登米高等尋常小学校校舎 教育資料館

じっくり部屋を見ていたら、あっという間に日が傾いていました。
登米高等尋常小学校校舎 教育資料館

「みやぎの明治村」。テーマパークのようなものを想像していたけれど、ほんとの明治のたてものが残っている、そしてそれを保存・公開しているだけ、というシンプルさが潔くて素敵なエリアでした。

みやぎの明治村
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