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広瀬川を望む老舗料亭にて
先日、機会あって太白区向山にある老舗料亭を訪れました。

仙台市中心部から広瀬川を越え、小高い丘を登ったところに佇むこの
料亭は、明治40年創業で、その昔は文士達が集まる場所だったそうです。

玄関に入ると「下足係」の男性がいて木の札と交換で靴を預かってくれます。
すでに入り口からして「老舗感」が漂っています。

迷路のように続く畳の廊下、ふすまで仕切られた部屋など普段あまり縁のない
老舗料亭の雰囲気を味わいながら、案内係さんの後をひたすらついて歩きます。

最初に案内されたお部屋には伊達政宗公の書状の掛け軸がかけられ、
床の間の造作も面白く、たけのこのような形の竹やら、ちょっと形が
変わった竹などが使われていました。窓からは広瀬川に掛かる大橋が
望めました。
仙台の料亭 東洋館からの眺め
お食事は2階の大広間へ。ふすまを開けてすぐに目に飛び込んできた景色に
感動しました。広瀬川、仙台市内が一望できます。その上、室内に目をやると
掛け軸が二対掛けられ華やかでした。
仙台の料亭 東洋館から広瀬川を臨む
お料理は、盛り付けが繊細で美しく、いっぴんいっぴん、手が込んでいて、
料理人さんの技が「ビシッ」ときかせられたものでした。

たとえば牡蠣。白菜できっちり巻かれ、上品な味付けの出汁が
ちょこっとかけられ、綺麗な切り口を見せて椀に盛られ、そっと
筍が添えられていました。牡蠣と筍という旬の盛りと走りを同時に
楽ませる演出でしょうか。

器も素敵で、ご一緒した方が「あら、これはいい埋もれ木の茶托ね。
こういうのは今はなかなか無いのよ」とおっしゃっていたように、
質のよいもので揃えられていました。(しかし私には「埋もれ木」の
判別はつかず...。見る人が見ないと分からない、さりげなく上質な
もののようです)

お酒をいただきながら、時代を少しさかのぼったような空間で、
ご一緒した方から戦前・戦後の仙台の様子などを聞き、
かつての「城下町」を頭の中で想像してみました。
仙台の料亭 東洋館
帰り際、下足係さんから返していただいた靴は、ちょうどよい具合に
温められていました。こういう細かい心配りが、老舗が続く理由の一つなのかも
しれません。

それにしても、市街地からすぐの場所にこんな時代を超越した空間が
あるって、仙台は面白いです。

観光資源が少ないと言われる仙台ですが、こういう料亭体験と
伊達政宗関連のお話と瑞鳳殿観光を組み合わせれば結構立派な
「仙台を一望する料亭で歴史を味わう伊達体験コース」
できあがりそうな気がします。
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