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仙台の古い家並み 〜奥州街道〜
奥州街道の古い木造建築
以前、「お雛様イベント」で若林区の河原町から奥州街道を歩いたときに見かけた街並み。

このあたりは戦災を逃れたせいか、古い建物が多く残されています。

こちらは解体間近と思われる民家。
奥州街道の古い民家
南材木町に残る蔵造りの建物。
奥州街道の蔵
こちらは「古く」はありませんが、建物の外に付けられた
ディスプレイが面白いお店。
不思議なお店
お散歩の締めくくりに、南鍛冶町にある「仙台箪笥伝承館」へ行きました。
仙台箪笥伝承館
新しい建物の中に、そのまま木造の古い母屋が残され、それが「伝承館」として
公開されています。

戦後すぐにマッカーサー夫人が所望した作りつけの仙台箪笥はじめ、
年月を経ていい色に変化した木の箪笥がたくさんディスプレイされています。
古いガラスから入る光もやわらかく、落ち着く空間でした。

実際にこちらの箪笥店で作られた仙台箪笥が販売されていましたが、
一台が国産のコンパクトカー1台分くらいのお値段なので、ちょっと手が出ません。

一台を制作するためにかけている工数を考えると妥当な金額なのかも知れませんが、
今は家に作りつけのクローゼットがある家庭も多いし、「嫁入り道具」に箪笥を、という
時代でもないので需要は先細りなのでは・・・、と考えてしまいました。

でも、余裕があったら一台、お部屋にほしいです。
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シロツメクサ
お天気の良い午前中に、広瀬川のそばのベンチでのんびり座っていたら、
2歳くらいの女の子がニコニコしながら近づいてきて、「タンポポ♪」と
言いながら私に「シロツメクサ」の花をくれました。
シロツメクサ
その子は、近所の保育園のお散歩で訪れていた子供のひとりでした。
しばらく私の周りで赤ちゃん語でなにやらおしゃべりしながら、
ベンチに上ったり下りたりして遊んでいました。

そのうち、保母さんがその子を呼びにやってきました。

「見知らぬ人にこんなになついちゃって大丈夫かしら?」と
少し心配になりましたが、その女の子の存在はとてもかわいくて、
心が和みました。

そしてこちらはシロツメクサ、レンゲ、葛の葉の天ぷら。
シロツメクサ、レンゲ、葛葉の天ぷら
昨日参加したマクロビ料理のイベントで頂いたものです。教室の生徒さんの一人の
作品です。

こんなお花が食べられるなんて、昨日まで知りませんでした!
とっても美味しくて、今度、河原に行ったら摘んで揚げてみようかしら、と
思いました。

仙台には、こうしたアナログな出会いがたくさんあって、心が躍ります。
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仙台の色
昨年、仙台へ引っ越して来て一番に感激したのが、新緑の色でした。

そう、この色。私にとって、この色が「仙台の色」です。
仙台の色
定禅寺通りや青葉通りのケヤキの新緑に、太陽の光が
キラキラと当たって輝く姿は本当に素敵です。

それまでの冬の寒さから解放されたことを「喜んで」いるような
木々の姿に、一年前、暖かい東京から寒い仙台に引っ越して
来て縮こまっていた私の心も、少し、解放されたのを思い出します。

本当の「新緑」の季節はもう終わってしまったけれど、今日も
仙台のケヤキの光を反射して輝いています。
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一年経って。
桜が満開の東京を後にし、仙台へ引っ越して来てから一年が経ちました。
田園調布の桜
仙台までは自動車で延々と6時間強。

それまでに何度か新幹線で仙台へ来たことはありましたが、車で移動してくるのは
初めてで、真っ暗な東北道を延々と北上したとき、
「あー、本当に遠くへ引っ越してしまうのだなぁ」としみじみ感じました。

新幹線移動をしていたときには、「仙台って、東京からすぐ!」と
思っていました。

「coco-aguaが地方で暮らすなんて、大丈夫?」と心配する友人たちには
「近いし、同じ日本だし、全然大丈夫だよ!」と自信を持って答えていました。

でも、違いました。

2時間走っても、3時間走っても一向に仙台にたどり着かない現実を
目の当たりにしたとき、それまでは電車で15分くらいでアクセス
できていた渋谷や、六本木が、とてつもなく遠く感じ、今まで自分に
馴染みのあった世界との隔たりを強く感じました。

まさに「みちのく」。

「なんて遠いところに来てしまったのだろう!!」というのが仙台への一歩を
踏み出した時の強烈な印象でした。

夫の仕事の関係で転居する私にとって、仙台は誰一人知り合いがいない土地でした。

転職の予定もなかったので、新たな職場での出会い、というのも期待できず、
学生と違って新たな友人と出会える訳でもなく、子供を通した「ママ友」が出来るわけ
でもなかったので、「新たな人との出会い開拓」、が一番の課題でした。

それに、自分がそれまで属していた世界とのギャップを埋めるのも、
ストレスがたまる作業でした。

東京にいた頃には転職の苦労をしたことがなかったので、
仙台に来てもお給料さえ下げれば何かしらの仕事があるだろう、
と思っていたら、「お給料云々」以前に、そもそも希望するような
職種の募集が無かったり、年齢的に難しかったり、
給与水準が「多少」どころか数分の1程度だったりといった
現実に本当に愕然としました。

そんな中で、それまでの仕事で関わったことがある人や、
そういった人たちの成果物をふと見かけたりすると、
「あ〜、今までの世界はなんて遠くへ行ってしまったんだろう」と
未練を感じていました。

でも、そんな感覚は、いつの間にか、消えていました。

「持っている物を手放さないと、新たなものは吸収できない」

と言われたのがきっかけだったり、

「友達なんて、作ろうとするのじゃなくて、気づいたら出来てるものよ」

と言わたれり、

趣味のサークルで自分が好きなことを再発見したり、

習い事を通して仙台に縁深い人たちと出会ったり、

仕事中心で回っていた東京生活では出会えなかったような幅広い
職種、年齢層の人たちと知り合って、

地元で採れた野菜や、肉、魚を食べているうちに、

自然に、今の生活を穏やかな気持ちで楽しめるようになっていました。

「社会人になってから新たな人間関係を築くのって、難しい」って
思っていましたが、「いくつになっても、機会はある」と今は思います。

仙台生活2年目も、「仙台初心者」の新鮮な視点で、ここでの
暮らしを続けて行こうと思います。 


東京暮らし、最後のシーンたち
田園調布駅
2年ちょっと利用した最寄りの駅。便利なのに静かで、いい「気」が流れている気がして、
大好きな街でした。


東京最後のランチ 奥沢Chauのベトナム料理
東京生活最後のランチは奥沢のベトナム料理店「Chau」で。

引っ越し前
空っぽになったリビング。天窓の明かりが懐かしい。
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「雪、時々止む」
昨晩、ローカル局の「ミニ天気予報」を見ていたら
面白い表現に遭遇しました。

それは、

明日の天気は「雪、時々止む」

というもの。

こんな表現、初めて知りました。

雪、時々曇り、とか雪のち曇り、ではなく
「雪、時々止む」という表現が、
降っては止むを繰り返す仙台の雪の状態を
表していて面白いなぁ、と思いました。

たまたま横浜の実家から遊びに来ていた母も
「『雪、時々止む』なんて面白い表現ね」と感心していました。

以前に暮らしていた香港では「空気汚染予報」が天気予報に
組み込まれいましたし、欧米の天気予報の太陽マークは赤じゃなくて
黄色だったりと、土地によってお天気予報の情報、表現も様々で、
こういうちょっとした違いが「ちいさな発見」になったりします。
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仙台の雪
3月に入り、仙台も徐々に暖かくなってきたので雪を見る機会もすっかり
減りました。
仙台の雪
しかし、前もって地元の人にに言われていたよりも「結構降るじゃない!」と
感じたのが仙台の雪。天気予報が「晴れ」マークで、実際
空が青く澄んでいても、何故か雪がパラパラ、、、という光景を
幾度となく目にした今シーズンでした。

仙台での雪に関して発見がふたつ。

1.傘を差している人が少ない!
水気をあまり含まないサラサラとした雪が多いせいか、
雪の中、傘を差している人が少ないのに驚きました。
私が観察したところによると定禅寺通りなどの
メインストリートを歩く9割以上の人は雪なのに
傘無しでした。

地元の人に傘を差さない理由を聞くと「サラサラしてるからじゃ
ないかしら?」とのこと。

とはいえ、さすがにベチャベチャとした水気たっぷりの雨のような雪
(みぞれというのでしょうか?)の時には大多数の人が傘を差していました。

2.雪の種類って沢山ある!
ずっと気になっていたのが、歩道のタイルの隙間などにポロポロと
残っている「発泡スチロールの破片」のような雪のつぶつぶ。
軽やかで、サラサラしてそうで、風に吹かれるとポロポロと転がってゆきます。

雪国育ちの夫に「道ばたに発泡スチロールの破片みたいな雪が
落ちてるんだけど・・・」と言うと「それは『あられ』じゃないか?」と
教えられました。

そういえば、小学生の時に「ゆ〜きやこんこん、あられやこんこん」という歌を
習いましたっけ。あの「あられ」と「発泡スチロールの破片のような雪」とが、
この年齢にしてやっと映像として結びつきました。

「あられ」という詩的なネーミングがあるのに、「発泡スチロールの破片」という
表現しか浮かばない私って、情緒が無いわ、と反省しました。でも、
いくつになっても、学ぶことって沢山あります。

このように、雪が降るのが当たり前な仙台は北国だなぁ、とつくづく感じます。

こういう冬を過ごすと、「春が待ち遠しい」という気持ちが本当によく
理解できるようになります。この感覚も、仙台生活を通しての新たな発見です。
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バスに真ん中から乗るとき
仙台で暮らしてはや10ヶ月。
最近やっと気づいたことがあります。

それはバスのインターフォン。

仙台でバスに乗るとき、いつもちょっと不便に思っていたのが
車体の真ん中から乗るということ。

これだと、知らない路線に乗るときに運転手さんに
「このバスはどこどこへ行きますか?」と確認できなくて
不便に感じていました。

実際、運転手さんに確認したいときには、タタタッと前方の
運転手席まで歩いて聞いていました。

ところが、最近やっと気づきました。
バスの乗り口のすぐ右脇にインターフォンがあったことに。

しかも
「乗務員にご用の方はこのインターホンでお話しください」とちゃんと書かれていました。
仙台市バスのインターフォン
でもこの機能、気恥ずかしくてまだ使ったことがありません。
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散歩しながら気付く、伊達家のヘリテージ
仙台市内を歩いていると、そこかしこに見られるのが仙台藩伊達家の文化遺産。
至る所に伊達家ゆかりのシンボルを見ることができます。

たとえばこれ。(信号右上の四角いボックスに注目)
大橋の九曜紋
仙台市中心部の西の端、広瀬川をかかる大橋の手前で見つけた
「九曜紋(くようもん)」。
8つある伊達家の家紋のうちの一つが使われています。


かつての御譜代町を示すやぐらの瓦にも同じく「九曜紋」が見られます。
御譜代町

そして、「サンモール一番町」というアーケード街では、伊達政宗公の兜の
月のマークがデザインされた照明を発見。
サンモール一番町商店街の伊達政宗シンボル
今の仙台中心部を歩いても、かつての「城下町」の面影を感じることはありませんが
こういうさりげないアイコンたちを見ると、仙台はかつて伊達のお殿様の
城下町だったのだなぁ、と感じされされます。

でもそれらは皆、比較的新しそうに見えます。ということは、このように伊達家に関する
アイコンを都市景観の一部として(?)利用するようになったのは、割と最近の傾向なので
しょうか???
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豆板醤を作る
先日、いつもお世話になっている八百屋さん企画の「手作り豆板醤の会」に
参加しました。

無農薬のお米や唐辛子でつくる、手作りの豆板醤(お豆を使っていないので
正確には「豆板醤風」調味料)。

楽しみです!

講師をされたのは七ヶ浜町で海苔や無農薬のお米を生産しているAさんです。

材料は唐辛子、無農薬の米麹、それにお醤油。
それだけ。
とってもシンプルです。

Aさんが作った七ヶ浜の焼き海苔に、玄米餅を挟んで、
2年寝かせた豆板醤をつけて頂きました。
辛いけれど、やさしい味。
そんなものが、自分でも作れるって素晴らしい!
唐辛子
日本人が人生で食べきる量よりも多いのでは?という位の大量の唐辛子を
枝からもぎ取り、二つに割る、という作業をしました。
唐辛子エキスで鼻がむずむず、指はひりひり、くしゃみが
出るし大変です。

Hさんの「生海苔」をむしゃむしゃ食べながら、みんなで黙々と
作業を続けました。(だっておしゃべりしながらだと喉に唐辛子エキスが
入って咳き込むので) 干した海苔を焼かずにいただく「生海苔」は
口に含むと潮風がすーっと鼻腔を通ってとてもさわやかな味です。
海苔がこんなに美味しいなんて!、とびっくりしながら、唐辛子を
むしり続けました。

豆板醤
米麹と、唐辛子、お醤油を瓶に注いで、できあがったのは
一人あたり、なんと4リットル!

実際に食べられるようになるのは、夏を越してから。
さらに美味しくなるのは2年ほど寝かせてからだそう。

豆板醤を作り終え、みんなでAさんを囲んでおしゃべりしました。

Aさんからは米麹の作り方とか、自家製甘酒の作り方などのお話を聞きました。
いろんなものが、自分で作れるんだなぁ、と今回また、気づかされました。

仙台へ来てから、そういう発見と、いろいろなことを
教えてくれる人との出会いに満ちています。
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リピート乗車を促す? タクシーの運転手さん
先日の夜、タクシーに乗ったら、
こんなものを、もらいました。
タクシーのおもちゃ

元・おもちゃ屋さんの運転手さんが、乗ったお客さん、馴染みのお客さんに
「お楽しみプレゼント」として配っているものです。

そもそもの会話のきっかけは、運転手さんの後ろのプラスチックプレートに、
大量にぺたぺたと貼られたシールに気づいたことでした。

ピカチュウみたいなキャラクターもののシールが、尋常じゃない状態で
ぺたぺた貼られていたので、理由を聞くと、
「これね、お客さんに賞品としてあげてるの」とのこと。

おもちゃ屋さんを廃業した運転手さんが、在庫で残っていた
シールやらトランプやらのおもちゃ類を、乗ってくるお客さんに
配り、さらにリピートしたお客さんには「○○回乗ったで賞」として
渡しているとのだそう。

「○○回乗ったで賞」の特別な賞品は、後部座席の
後ろのガラス窓のところに、クリスマスのキラキラのモールのような
ものに囲まれて飾られていました。
が、それが何だったかは、忘れました...。

このタクシーに乗るのは初めてだった私ですが、
初回の乗車でももらえる「はむたろっとカード」の他に、会話が弾んだお陰で(?)
「ホログラムシール」や「ドラえもんトランプ」まで
もらってしまいました。

そして降り際に名刺を頂きました。もしタクシーを呼ぶときには、
この運転手さんを指名しよう、という気になりました。

仙台の運転手さんって、おしゃべりする人がそもそも少ない気がしますが、
この運転手さんは東北ことばが魅力的で、面白い運転手さんでした。

しかし疑問が一つ。
この運転手さんは夜シフトの担当だそうですが、昼間この
タクシーを使う運転手さんは、このシールベタベタのタクシーを
使っているのでしょうか???ここのタクシー会社は、
こういう「デコレーション」はOKなんでしょうか???
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